水々な湯のやつ

編入JKのやつ

【東工大編入】東工大編入に向けて勉強したこと、使った参考書

はじめに

挨拶

R2年度編入学試験、無事合格いたしました。応援したくださった方ありがとうございました。感無量です。
さて、今回は編入に向けて勉強したことを書きたいと思います。この記事は高専ではまあまあの成績だったけど東工大受けてみたい!という人向けに書きました。ただ、東工大には一切必要ない範囲の勉強(TOEICなど)も混じっているので、これと同じ勉強すれば受かるという考えはしないでください。やっても責任は取れません。これは絶対いらなかったな~なんて反省も書くのでそれを参考に他の体験記と照らし合わせてアップデートしてもらえたら幸いです。色々書いたら長くなってしまいましたので飛ばし飛ばし読んでください。
 
ちなみに当日の流れについてはこちらを参考にどうぞ

スペック

自分のスペックはこんな感じです
出身学校:小山高専 電気電子創造工学科
成績:80人中2~10位以内。あんまり覚えてない
他大学の受験:
資格:TOEIC 725
その他:
  • 赤点(60点以下)は一度も取ってない
  • 3年の統一学力試験では数学一問ミス、物理満点

併願について

東大は東工大の試験の難易度を危惧し、東大の勉強すれば東工大の勉強になるだろうと5年の初めに思って受けることにしました。全然違うのでそういう受け方は辞めましょうね? ただ、落ちて自分の足りないところ(とくに英語)を自覚できたので、無駄ではなかったです。
志望順は
東工大=東大>専攻科>農工大
でした。専攻科>農工大なのは、専攻科に進めば研究続けられるし、国際学会で発表すれば院に行った後スムーズに博士取れると聞いていたためです。農工大は専攻科の滑り止めです(専攻科は推薦入試の時点で既に定員埋まっていて何人取るのか分からなかった)(更にいうと電電科学科で受けた人全員受かった)。

勉強方針

自分の編入での勉強方針は、
  • とにかく全部やってみる
  • 暗記はしない
の2つでした。暗記はしないというのは結構うまく行ったと思いますが、全部やるなんてのは受験では非推奨だという結論が得られました。
 
とにかく全部やってみる
4年の最初から始めていたので、十分余裕を感じていました。実際はそんな余裕は無いのですが、当初は楽天的に考えていたので、過去問をほとんど確認せずに先人の体験記のおすすめにある参考書の全範囲解くということをしてました。
東工大の数学に複素関数フーリエ変換などは出ませんし、物理も材料力学や現代物理学は出ませんし、化学で高分子は出ません。が全部やりました。
受験のことを考えるならこれは本当に非推奨です。結局東大などの試験には役立ちましたが(今年は材料力学でヤング率が出たけど普通に解けた)、どの学校受けるにしても、出題傾向をちゃんとリストアップして効率よく勉強することをおすすめします。
 
暗記はしない
多くの人が暗記が苦手だと思いますが、自分はそれ以上に暗記が嫌いだったので、ほとんど暗記をしませんでした。
よく勘違いされますが、化学は勉強すればするほど暗記する事項が減っていく科目です。化学で暗記したのは反応に使われる試薬や触媒だけで、それらは東工大を受ける一週間前に覚えました。その程度で十分です。
英語も同様に、基本的な語彙さえ身につけてしまえば、あとは大丈夫です(金フレScore860level、速読英単語必修編など)。長文読解は、分からない単語を文脈から意味を推測する能力が求められる問題ですので、頻出する単語だけを覚えるように留めておき、他のところに力をいれましょう。
 
という感じで、
  • 過去問で傾向を把握して効率よく勉強する
  • 暗記する必要がないくらいちゃんと理解する
というのを基本方針にするのがおすすめです。当たり前といえば当たり前ですが。
 

勉強の流れ

おおよその勉強の流れです。
4年前期
化学と数学中心で、夏休みはほぼTOEIC対策に費やしました。
  • 数学
  • 物理
    • 基礎物理学演習Ⅰ
  • 化学
    • 化学の新研究
  • 英語
    • TOEIC(ライティング中心)
4年後期
物理、数学、化学をバランスよくやってました。この時期から有機化学に手を付け始めました。東工大は大学課程の物理化学も出るのですが、過去問をあまりちゃんと見てなかったのでそれに気がついたのは直前(5年の8月上旬あたり)でした。studyplusでの記録をはじめました。
  • 数学
  • 物理
    • 基礎物理学演習Ⅱ
    • 物理のエッセンス
    • 名門の森
  • 化学
  • 英語
    • TOEIC(リスニング中心)
春休み
この辺でTOEICの勉強が役に立たないことに気がつきました。本格的に英語をやり始めました。遅すぎです。
  • 数学
    • 演習大学院入試問題Ⅰ
  • 物理
    • 新・物理入門
    • 演習力学
  • 化学
    • 化学重要問題集
  • 英語
    • 英作文
    • 英文解釈
    • 英語長文
5年6月まで
卒研が忙しくなったため勉強量が落ちました。面接で卒研のこと話せたら良いよねってことで卒研を頑張ってしまい、勉強する時間が著しく減少しました。結果的に6月に研究会で発表でき、それについて面接で言えたのでいいですが…。あと、弊研究室に来たフランスからの留学生が研究会のついでに京都行きたい(研究会は滋賀で行われた)と言うので連れていきました。いい体験をしたと思いますが、今じゃねえ!って感じでした。卒研は担当の先生に受験が終わるまで待ってもらったほうが良いと思います(当たり前)。この時期にstudyplusを義務的にやるようになり、ストレス源になっていたので記録は辞めました。
  • 数学
    • 編入数学過去問特訓(2周目)
  • 物理
    • 新・物理学入門問題演習
  • 化学
  • 英語
    • 英作文
    • 英文解釈
    • 英語長文
本番まで
東大落ちて現実を知り、英語の勉強法を改善しました。過去問は正義です。全体的に過去問を解き、分からないことを補填していく感じでした(やったのは5~年分くらい)。大学課程の物理化学に初めて手を付けました(遅い)。

 

使った参考書とその評価はそれぞれの教科の項目で書きたいと思います。

f:id:YumizSui:20190912101949j:plain

編入のためにこれだけノート使いました(ドーン)

TOEIC

TOEICの必要性

初めにTOEICについて言及しますが、東工大TOEICは一切必要ないです。結局東工大ではTOEICについて言及することはなかった(提出もできない)ので、あまり意味はありませんでした。意味がないことを知らなかったので勉強してました(馬鹿)。TOEICができるなら英語の問題も解けるようになるだろうなんて思ってましたが、そんなことはありませんので気をつけましょう。
一応、TOEICで身につけた文法力や語彙力も完全に無駄だったわけではないです。ただ、東工大の英語の試験は一般の東工大入試の問題とほぼ同じ形式で、長文読解や英作文など、TOEICとは求められる技能が大幅に異なるので、TOEICの知識をそのまま応用することはできないです。このことに気がついたのが5年に入ってからだったので、英語は人一倍出遅れていたと思います。
併願先で役に立ったり、入学後の英語の単位所得で使えたり、そもそも高専で単位認定されたりなどあると思うので、やるなら早めにやっておきましょう。自分のように4年になってからTOEICの勉強するのはちょっと遅いです。
 
まあ、せっかく勉強したので書きます。

スコア

4年の最初の時点では480点くらいだったと思います。弊高専弊科では毎年1回TOEIC IPを受ける授業があり、それが必修だったので、全く未経験というわけではないです。ただ、強制だったのでやる気もなく、キクタンで単語覚えるくらいしかしてませんでした。このとき勉強してたらもっと楽だったと思います。
4年 6月:520 L265 R255
4年 9月:685 L335 R350
4年12月:700 L325 R375
4年 3月:725 L440 R285
それぞれL440、R375が最高なので実質815ですね。という冗談はさておいて、ちゃんと勉強してたのは9月と3月のテストだけで、あとは受けるだけ受けたという感じです。3月のテストでは、解く順番変えると良いらしいという噂を実践したらライティング大コケしたという感じです。
最終は725でした。5年でも一回申し込みましたが、起床チャレンジ失敗して受けてないです。

勉強方法

TOEICで高得点を取るために、以下の記事を参考にしました(ちょうどやり始めようと思ったときにバズってた記事だったので)。
基本的に模試をベースにやっていました。一回解いて自分の現在地を確認し、徹底的に文法や語彙などで身についていないところを洗い出し、完璧にするという手法を取りました。
以下はライティングで点取るために最初にやるべきことです。
  • 文法を完璧にする
    • 何よりもまずこれだと思います。高専生は英語が出来ないというのはよく言われる話ですが、少なくとも自分はできてなかったです。高専の英語で良い点取れてるからと満足しないほうが良いですね。
  • 単語を覚える
    • 単語は文法と並行してやりましょう。必要な語彙は金フレで十分抑えることが出来ますので、それ以外の単語帳を増やすと逆に混乱するだけだと思います。
  • Part 5対策
    • 一番手っ取り早く得点に繋がりやすいです。金フレの人の黒い本がおすすめです。
    • Part 5を制すればPart6,7のスコアも自ずと上がります。
あとの細かい対策はありますが、以上ができればあとは自分で見えてくると思います。数をこなすだけでなく、模試で書かれている内容が全て理解できるようになるまで徹底的に調べ通すのを怠らないのが成長のマストです。
 
リスニングは3月までなかなか上がりませんでしたが、解答を見ないで内容把握できるようになるまで聞き返し、どうしても分からなくなったら文章見ながら聞き、完全に耳に馴染んだら音読するというように一問一問に力を入れるように模試を解いていたら一気に上がりました。基本的にリスニングが上がらないという人は質の伴った勉強量が少ないんだと思います(自分がそうだったので)。
 
色んな参考書に手を付けるより、一つの模試に今までの何倍も時間をかけた方が効果があるようです。短時間で少し点数を上げるテクニックはたくさんあると思いますが、質の高い勉強ほど効果を得られるものは無いです。やっていきましょう。
 

使った参考書

語彙

☆☆☆☆☆

これがないと話にならない。

Part 5対策

☆☆☆☆☆

700取ったときは直前にこれをやっただけでした。

 

文法

☆☆☆☆★

EverGreenとか色々ありますが、何かしら一冊持っておいたほうが良いです。辞書的な使い方をしてました。

 リスニング

☆☆☆☆★

 弊高専では発音に関する指導がなかったのでやりました(他は知らない)。リスニングが出来ない理由の一つはそもそも発音に対する認識が間違ってる可能性があるので先ずやりましょう。

 ☆☆☆☆☆

語彙に良し、リスニングに良しの優れもの。眠れない夜はよく聞いてた。CD別売りなのが憎たらしい。

 ☆☆★★★

 効果があるのか分からなかった。無いとも言い切れない。

 ☆☆★★★

 速読英単語があればいらない。速単の気分転換に聞いてた。

模試

 新形式対応している公式問題集は少なかったので色々試しました。以下の2つはPrime Readingで無料だったのでやりました。

☆☆☆☆☆

 表紙にもあるようにスコアが上がりやすいPartがあるよ的な役立つ情報が書いてあります。小手先の技術っぽいことも書いてある。一番最初にやるのが良いです。

☆☆☆☆★

こっちは周囲でなぜか周囲で評判が悪かったです(難易度設定が悪いとのこと)。やって損するものではないと思いますが。

数学

勉強方法

東工大の数学は120分という時間に対して問題数が少なく、簡単だと言われています。ただし部分点がないと噂されており、ミスったらその分合格が遠のきます。楽勝だからと怠れば痛い目を見ると思います。
数学は、まず高専の範囲の復習から初めましょう。編入だけだったら出ない範囲はやらなくていいです。編入数学徹底演習、編入数学過去問特訓はどちらも必須です。順番にやってください。
過去問特訓はいろいろな大学の応用問題が多いので、関係なさそうだなと思ったらこだわらないのも手です。もしよく分からなければ範囲のところは一度全部解いてみると良いでしょう。問題が解けてもなぜそうなるのかよく分かってないところがあれば、早めに潰しておいてください。
徹底演習はそこまで難しくない問題が多いですが、逆に言えばこれが解けないとまずいです。最初のうちは高専で習ってないことなどあって難しく感じるかもしれないですが、大したことないのでとりあえずやってみてください。
過去問特訓が完全に解ければ怖いものなしです、よっぽど自信があるなら別ですが、最低二週してください。あとは最後の一ヶ月程度を過去問に充てて慣らしていくのが良いと思います。
 

使った参考書

☆☆☆☆☆

 やりましょう。

☆☆☆☆☆

やりこみましょう。

 ☆☆☆☆★

☆4なのは 直前に線形代数の範囲をちょっとやっただけだから。こっちも十分使えると思います。

 ☆☆☆★★

結構難しくて面白かったが編入向けではない。知らない内容が出てきて混乱するだけかも。

物理

勉強方法

東工大東工大は例年力学、電磁気学、熱力学or波動と相場が決まっています。半端な対策をしてると普通に解けないと思います。出題範囲を万遍なく抑えておくだけでなく、受験物理特有の応用力が必要になります。
編入物理の特に困った点は、編入向けの問題集というのが存在しないことです。基礎物理学演習は幅広い範囲をカバーしていますが、問題のバリエーションは微妙なところですし、受験物理的な発展問題は載ってません。基礎的を固めるだけなら、基礎物理学演習とともに演習力学や電磁気学演習などを併用していくことで対応が可能です。
基礎ができたら応用を解くべきですが、完全に編入に使えるような問題集がないです。物理のエッセンスや名門の森もやっておくべきですが、微積分を用いないなど、やはり高校物理をベースにしているのが難点です。
自分がやった中でおすすめできるのは新物理入門です。大学入試で出てくるような応用問題が丁寧な解説とともに収録されています(微積分をちゃんと使ってます)。これは5年になってから解けばいいと思います。入試の問題形式に慣れるために使えます。

使った参考書

 ☆☆☆★★

やらないよりはやったほうが良い。

  ☆☆★★★

 電磁気はむしろこれじゃないほうが良い気がする。

 ☆☆☆★★

これもこれでって感じだけどさっきのよりはマシ。電気科だから分からん。

 ☆☆☆☆★

基礎を押さえるのに良いと思います。

 ☆☆☆☆★

 読み物として面白い。ただ熱力学、波動とかの内容は少なめ。

  ☆☆☆☆☆ 

これはマジでおすすめです。ただし熱力学、波動とかの内容が薄い。

  ☆☆☆★★ 

悪くはないけど高校範囲の内容なので。 復習とかに使おう。

 ☆☆☆★★ 

 同上。

  ☆☆☆☆★

 時間があるならやっておいたほうが良い。ただし高校範囲であることを忘れないよう。

  ☆☆☆☆★

 同上。

 

熱力学はマセマのとかやっておけば良いんじゃないですかね?

化学

勉強方法

東工大を受ける人にとって一番の鬼門となるのが化学だと思います。出題範囲が広く、明らかに習ってない有機化学や物理化学が出てくるので、化学があるから諦めるという人も多いです。化学はやれば取れる教科です。大学の物理化学が出てビビるかと思いますが、知ってれば解けます。一回解いたことあるだけで全然違います。むしろ高校範囲の問題の方が難しいです。有機化学はちょっと大変かもしれません。マクマリーは勉強するのには良いですが、演習を解いていく段階では演習有機化学というのが一番オススメです。化学は過去の体験談を見ると有用な問題集を紹介する人が少ないように感じましたが、問題を解いて雰囲気を掴むのは大事です。あとは、傾向把握して高分子など出ない範囲はバッサリ切り捨てましょう。
 

使った参考書

高校化学

  ☆☆☆☆☆ 

  必須だと思います。分厚いので適度に飛ばすべし。辞書的に使うべし。 

 

☆☆☆☆★

 高専で買わされたやつ。結構使える。答えが無くて苦しかったけど図書館に答えがあると気づいたのは使い終わった後。かなり幅広い問題が収録されてるので嫌でも化学アレルギーが治ると思います。

 ☆☆☆☆★

 セミナー化学より分量少なめ、どっちもやる必要はないかも。直前に使いやすいのはこっち。

有機化学

  ☆☆☆☆☆

みんな大好きマクマリー。最初に使おう。これだけで問題が解けるようになるわけではない。

 ☆☆☆☆☆

 あんまり使ってる人いないけど解説が分かりやすい。有機化学は暗記じゃない。ただし、反応の種類は少ないかもしれない。二週した。

  ☆☆☆☆★

上のやつだと過去問の有機化学に対応していない問題があった。もしかしたらこっちなら出てきてたかもしれない。直前にちょっとやっただけだが覚えることが多い印象がある。

  ☆☆☆★★

実際の医薬品の合成とか載ってて面白いんだけど受験向きではない。 

物理化学

  ☆☆☆☆★

あまり良い問題集ではないけど、過去問とこれだけで対応できたので…

 ☆☆☆☆★

 電子配置とか混成軌道についてわかりやすく説明してある。

 

英語

勉強方法

英語の対策は5年になってからはじめましたが、明らか自分が馬鹿なだけなのでそれで受かると思わないでください。なのであまり参考にならないかもしれませんが、短いなりにどんな対策をしていったか挙げていきます。
 
英語の対策は以下の5つを意識すると良いと思います。
  • 長文を素早く読み(雑ではなく)、全体の内容を把握できるようにする
  • 文脈から単語の意味を推測できるようにする
  • 構文解釈をして正しい和訳ができるようにする
  • 日本語の文に対する自然な英語表現をかけるようにする
  • 起承転結のしっかりした自由英作文が書けるようにする。
長文問題は、直前に東工大の過去問を全部やりました。期間が短かったのであまり質の高い対策はできませんでしたが、解くためのマニュアルのようなものを自分向けに作っていくことで、いきなり現れる大量の英単語に圧倒されるということはなくなりました。
自分の場合、マニュアルはこんな感じです。
  1. ページ全部めくって何ページの英文か確認する
    • このとき短い方の問題から解きはじめる。
  2. 訳せない英語、重要そうな英語はチェックする
  3. 先に問を読む
    • 人物名、固有名詞をチェックする。
    • 長文で何が書かれているか、特徴的な名詞をいくつか確認する。
    • 和訳問題を読み、知らない表現、単語があれば覚える
    • 英訳問題を読み、訳せない表現、単語があれば覚える
  4. 読み始める。
    • わからない単語はチェックする
      • 文脈から何となく推測する
      • 分からなければ速やかに進む
    • 英訳や和訳と関係ありそうな表現があれば書き出しておく。
    • 余裕があれば段落ごとに内容を要約してメモする
  5. 解く
人によってやり方は違うと思いますが、先に問を読むことで、最後に問題を解くときに一々長文に戻って読み直すという手間が減らせるなどあります。
 
それから英文法や英文読解の力を身につけるのに、スタディサプリのトップorハイレベル英語のコースを受けておくと良いです(有料ですが)。8月に入ってから最後の仕上げとしてやりましたが、大学入試の難問を取り上げて解説しているので非常に良かったです。動画で教えてくれるので4年のうちからやっておくと良いと思います。ただし、文法など基礎が身についてない状態でトップレベルの講座を受けても効果が薄くなると思います。
英作文はドラゴンイングリッシュと竹岡広信の英作文をやってました。ドラゴンイングリッシュはコンパクトに纏まっているので直前に何週かしておくと良いです。

使った参考書

語彙

 ☆☆☆☆★

DUO 3.0

DUO 3.0

Amazon

文章自体を覚えてしまって語彙の方は身につかなかった。ただ、いろいろな表現を記憶に引っ掛けることができたのは良かったと思う。

長文

☆☆☆☆☆

必須ですよね。逆に早めにやりすぎて全部やってしまわないように気をつけましょう。

 ☆☆☆★★

 この本自体は有用。東工大はこの手の長文とは傾向が異なるので効率的ではないかも

精読

 ☆☆☆☆☆

短いのでやるといい。簡単に感じるかもしれない。

  ☆☆☆★★

難しくて最後まで読みきれなかった。内容的にはスタディサプリの読解の方でも対応できると思う。今後も使っていきたい本ではある。 

英作文

 ☆☆☆☆☆

 必須。試験直前に何周もした。

   ☆☆☆☆☆

ドラゴンイングリッシュよりも色々なことが書いてある。ちょっと時間かかるかもしれないので早めにやっておくと良い。 

 

おわりに

 
編入対策としては無駄の多い勉強方法だったので、反面教師として活かせるように駄目だなと思った部分は隠さず書きました。
あとやってはいけないのが、一人で解決しようとすることですね。自分は学校の先生や友達にほとんど頼りませんでした(スタプラの友人に何回か助けてもらったぐらいです)。授業態度が悪かったこともあり、先生に聞くのが気まずかったからです。自分で考えるのは良いことですが、聞かないで分からないままになるくらいなら、恥を捨てて聞いた方が絶対後悔しないです。もし編入受験する友人がいればそういう人たちでLINEグループとか作ったほうが相互作用的にうまくいくんじゃないかと思います。
 
もし、編入試験は過去問を最初に見て勉強方針を定めるのが大切(当たり前)ということが伝えられたならこの記事の目的は果たしたも同然です。
 
もし来年以降受ける方、気になることがあればTwitterなどで聞いてください。学校生活についての質問なんかでも構いません。
 
近いうちにもう一つ記事上げたいと思います。
ダラダラと長い記事になってしまいましたが、お付き合いいただきどうもありがとうございました。